箸を使えるようになる時期とタイミング
自閉症の1年生の息子が最近やっとお箸を持てるようになりました。
今まではずっと補助箸とスプーンだったんです。
スプーン、補助箸からどのように箸に移行したのかを紹介したいと思います。
箸を使えるようになる時期
幼児の頃から作業療法の訓練をうけていて、先生から教えてもらったことを書きます。
先生から息子の手先の様子を見て「まだ箸を使うのは早いですね」と言われていました。
なぜそう言われていたのかと言うと、まだりんは物を触ったり、持ったりするのも、指先というより手全体を使っていました。
具体的には粘土をこねる時も、指先を使ってちぎったりこねたりでななく、手の全体を使っていたからです。
なのでその時はお箸の練習よりも、体幹を鍛えることの方が大切だと言われいて、体幹が安定してくると指先も使えるようになってきます。成長に段階があるんですね。
赤ちゃんの時の持ち方
指3本を使った持ち方(3本握り)
使用していた補助箸
使用していた補助箸はこちらです。
①エジソン
初めてお箸の練習をするなら、こちらがおすすめ。リングやブリッジが付いていて、2本がバラバラにならず、穴に指を通したり添えたりするだけで物をつかむことができるタイプ。
②コンビ
手先の成長にあわせて、3段階にあわせてステップアップできます。
※コンビのホームページより
③現在使っている箸
本人が箸を使いたい!と思うことが大切
なかなか箸に移行できず、このままずっと持てないのではないか…。
持てる気配がないと心配していた時に、作業療法士の先生が言いました。
箸を持たせるタイミングは本人が「みんなと一緒の箸を持ちたい!使いたい!」と言ったら持たせてあげたらいい。
練習させたりすると、食事自体が嫌になってしまう可能性があるので、本人が使いたい!と言う時で良いと言われました。
確かに食事が上手く進まないことってすごくストレスになります。
食べることが大好きな子は上手く口に運べない、こぼしてばかりはイライラして食事が楽しくなくなってしまいます。
先生が小学校に訪問に行った時に思ったらしいのですが、ほどんどの子が使えてる風なだけで、正しく使えている子の方が少ない。
実際に正しい箸の持ち方を意識するのは大人になってからの人が多いと言っていました。
確かに私も幼い頃、バッテンの持ち方をしていて、年齢が上がってから「あれ?みんなと違う、恥ずかしい」と思った記憶があります。
りんが、最近になってやっと箸に興味を持ち出したので使用させています。
上手く使えなくても、みんなと一緒のを使いたい、自分が使いたいと決めたことなので心も折れずイライラせずにぼちぼち頑張っています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。