授業参観での様子
1年生最後の授業参観がありました。
自閉症の息子の教室に行くとドキドキ、そわそわ、周りと比較してしまう自分…。
正直、授業参観というのはあまり気が進むものではないんです。
成長も見れるけど、周りとの差がはっきり見える機会でもあるからです。
でも今回の参観は行って良かった。
そう思わせてくれた時間でした。
授業内容は昔遊び
体育館で全クラスで集まって、自分たちで作った的当てや、けん玉など昔遊びをみんなでしよう。というものでした。
人数は生徒で100人いるので、親を混ぜると200人はいました。
感覚過敏のりんにとっては苦痛でしかなかったと思います。
「またしんどさから姿勢が崩れてグネーンと床に寝たりするかな…」と心配していましたが、
体育座りでしっかり話を聞いていました。しんどかったと思いますが、偉かったです。
それは感覚過敏が改善されたのではなく、少しだけ頑張ろうと気持ちの部分が成長したのかもしれません。
りん、らしさ。
返事
他のお友達が前でゲーム説明をしていました。
その説明の後に、りんが分かりました!の大きい「はい!」の返事。
先生の話やその他のグループの説明にも丁寧に返事。
りん以外、誰も返事していなくて、軍隊のような大きいハッキリした返事。
周りからクスクスと笑い声が聞こえました。
でも、私、とても嬉しくて…。そういう体育会系なとこすごく好きで。
さすが通知表で「挨拶と返事がしっかり出来る」だけがゆういつ、「よくできる」になってただけある。笑
リアクション
りんは、他のお母さん達にけん玉を渡しに行ってました。
初対面で何と言って渡したらいいのか分からなかった様子で、早口で何かしら訳の分からないことを言っていたのかもしれません。
先生に言い方を教えてもらって、言っていました。
その後、他のお母さんがけん玉に成功した時、りんはジャンプしながら「本当にすごいですね!!」と手を叩いてとても喜んでいました。
オーバーリアクションで自分のことのように喜んで誰も嫌な気しませんよね。良いリアクションでした。
ボランティア
帰りの会が始まる前に、みんなの水筒を一生懸命に渡しにいってました。
名前を確認しながら1つずつ。
多分ボランティアです。誰も頼んでいないと思います。
無言で置いていってたのでお友達は「え?」って感じでビックリしていた様子です。
一言「持ってきたよ、どうぞ」って言えたらいいんですけどね。
でも、りんは私に良いところを見せたかったんだと思います。
今回は成長というより、りんらしさ。
りんの真面目で優しい良いところが、集団の中で見れてホッコリしました。
周りにしたら大きい返事して、オーバーリアクションで、頼んでいないことをして、かわった子に見えていたのかもしれません。
でも私には自分の息子が一生懸命、頑張っている姿に感動してしまいました。
おおげさですね…感動しいなんです。
晩ごはん
明太子パスタです。簡単で美味しかった〜。
最後まで読んで下さりありがとうございました。