すぐにあきらめてしまう

成長日記

すぐにあきらめてしまう

子どもがもう少し頑張ればできるのに、「もう、いいや…できない」とすぐにあきらめて、やめてしまうことありませんか?

息子のりんは縄跳びの練習をしていて「もうすぐ出来るよ!」と励ましても「また失敗する、無理だ!出来ない」の一点張りということがあります。

確かに、やっても失敗することが多いし、できるまでに時間がかかることが多いので、本人の気持ちが分からなくもありません。でも、あきらめてしまっては、成長ができないのではないでしょうか。

今回はその考えられる理由と改善策を考えてみました。

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すぐにあきらめてしまう理由

失敗経験が多い
成功経験が少なく、失敗経験が多いため、「どうせやっても無駄」「失敗したらまた怒られる」と思ってやる気が起きません。
自己固定感が低い
自分に自信がなく、あらゆることの対して最初から手をつけないようになっているかもしれません。
学習意欲も低下してしまっています。
諦めることを周囲がよしとしている
大変そうなところを、周囲が手伝いすぎているかもしれません。
因果関係の理解の弱さ
「こうやったらこうなる」という因果関係の理解が弱いから、がんばる=できるようになるといういうイメージが結びつきません。

失敗経験が多い

成功しなくても構いません。

例えば縄跳びであれば回数を決めてその要求を応じてくれたことだけでも、すぐに「よく頑張ったね」とほめてもらえることで自信になります。

失敗した時には大人は熱くならないように、がっかりした姿をみせず、それまでの経過を評価してあげてください。

自己固定感が低い

「わからない」「できない」経験を積み重ねてしまうと、自己固定感が低くなり、やる気もなくなります。

難しくて手出しのできない課題ばかりではなく、少し頑張ればできるような課題を出して、小さな「できた」を積み重ねが大事です。

例えば縄跳びであれば、飛ぶことが難しい場合は、まずは縄に慣れることから。

縄を回してペットボトルを倒してみたり、大人が地面で縄をヘビさんと言って揺らして飛ばせたり、縄の扱いから慣れるようにしてもいいかもしれません。

あきらめることを周囲がよしとしている

はじめから取りかからない、途中で投げ出すことが多い場合、なんとなく「難しいかな?」とあきらめて、「じゃあ、やらなくていいよ」と言ってしまうことがあります。

しかし「やらない」と言われたら、「じゃあ、最初は一緒にやろう」とか「最初はママがやるね」と提案し、手続きを促します。

「もう無理」と言われたら、「じゃあ、ここはママがやるから、次のここをやってね」と、つまずきにバイパスをかけてあげます。

因果関係の理解の弱さ

やらずに「できない」という子には、「あの時やった、あの方法でやれば上手くできるよ!」などと、過去の成功経験とくっつけて、「やればできる」ことを説明します。

あのときはできて嬉しかったという気持ちを思い出せれば「やってみようかな」という気持ちになるかもしれません。

最後に

誰でも自信のないもの、失敗しそうなことは出来ればやりたくありません。

中には「何でもやってみよう」と前向きにチャレンジできる人は凄いと思いますし、羨ましいです。

でも、大人であっても臆病者の私には難しかったりします。

でもそのような時、周囲のアドバイスや方法で「やってみようかな」という気持ちにもなります。

その「やってみようかな」のきっかけを子どもに与えられたら良いですね。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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