支援級と普通級の学習方法の違い

成長日記

支援級と普通級の学習方法の違い

自閉症の息子りんは2年生になりました。

支援級所属ですが、1年生の時は先生がクラスに1人ついてくれるだけで

ほとんど普通級とみんなと同じ教室で同じ内容の学習でした。

1年生の間の学習はギリついていけてたという感じです。

しかし、2年生になると読んで理解する、聞いて理解する学習が増えてきます。

なので、2年生からは取り出しをお願いしました。

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取り出しとは

ついていくのが難しくなった教科に関して

支援学級に行って個別指導を受けることができます。

自閉症の息子のりんのように

  • みんなの前では分からないところを質問しにくい。
  • 大人数では授業内容が入ってこない。
  • 自分だけスピードが遅いことが辛い。

本人の中で心配なことが解決されます。

 

りんは今のところ算数を取り出ししてもらう予定です。

支援級の活動と算数で1週間に10時間、取り出ししてもらえることになっています。

 

りんは感覚過敏があるので大人数の教室は結構しんどいです。

ぐったり塞ぎ込んだりしている時もあります。

クールダウンとして、取り出しの時間がかなりありがたいです。

支援級と普通級の学習方法の違い

今のところ同じ学習内容ですが、宿題プリントなどは工夫をして出してくれます。

漢字は拡大プリントにしてくれます。

 

算数は下記のように同じ学習内容でも、息子用に大きい文字

ひと目で分かりやすく説明されたプリントを出してくれます。

【支援学級(息子)用のプリント】

 

【普通学級用プリント】

 

あと、音読は長文のものは段落に分けて宿題を出してくれます。

その子にあった学習スピードで進めてくれる

読み書きが苦手な子にはタブレットを使って学習を進めたり

りんは、算数は出来るけど国語が難しいので

算数取り出しの空いた時間に国語も少し穴埋めしてくれます。

 

りんのように知的に遅れがあると学年が上がる度に難しくなってきます。

本人の頑張りでは解決できないこともあります。

私は勉強は出来なくても良い、とりあえず楽しんで学校に行ってくれれば…と思っていても

本人は「自分だけできない、ダメだ…」

「いくら頑張ってもできない、学校行くの嫌だ…」となってしまうのです。

 

そんな時に分からないままどんどん進んでいくより

支援級では今できる学習スピードで進めてもらうことができます。

出来ないことが増えていくより、今出来ることを増やしていく方が大事です。

1年生の間は支援が手厚い

1年生の間は学校生活にも慣れる必要があるため

クラスに担任以外の支援の先生が1人ついてくれるので手厚いです。

そのクラスに支援が必要な子を固めている感じです。

 

ただ、2年生になると支援の先生が学年に対して1人になりました。

支援が必要な子もバラバラのクラスになります。

3クラスあるので、支援の先生が回っているような感じです。

なので、今までみたいに困ったこと教えて欲しいことがあっても

すぐに先生に助けを求められないことがあります。

 

支援の先生が助けて欲しい時にいないのが1番不安です。

りんは言葉が未熟で2歳くらいの遅れがあります。

言葉の認知も遅れています。

本人も言葉では伝わらないのが分かっていて

すごく不安を感じてしまうので、出来るだけ支援学級で過ごした方が安心です。

 

しかし、普通学級で友達同士話あったり、発表することは苦手ですが

友達の意見を聞いたり良い刺激を受けることもあります。

実際に1年生の間に弱かった対人関係が伸びました。

なので、ずっと支援級で過ごすというのはもったいない気がします。

体育、図工、音楽など普通学級で一緒に参加できるものはさせてもらい

友達との関わりも大切にしながら様子を見ていことうと思っています。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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