自閉症りんの大パニック

成長日記

自閉症りんの大パニック

自閉症の息子の大パニックが起きました。

2年生になってコロナの影響もあり学校での勉強時間が増え、宿題も増えました。

パニックは宿題をしている時におきました。

 

原因は宿題の負担と、新学年になり環境の変化からのストレスや不安から起こったものでしょう。

1年生は何とかみんなと同じペースで宿題をこなせていました。

しかし、2年生になり宿題がかなり増えました。

パニックを起こしたきっかけは

  • 漢字プリントに落書きしたものを長女に消された。
  • 私(母)に漢字を消して書き直しさせられた。
  • 集中が続かず漢字プリントだけで1時間半ほどかかっていた。

大パニックを起こし「ギャー」と30分ほど号泣して爆発。

「ママもお姉ちゃんも書いたの消して大キライだ〜!!」

「僕は1人でやりたかったんだ!上手くかけないこともあるんだ!」

「手紙書く!」

と言って下記のような手紙をもらいました。

解読不可能だと思うので…こんな感じのことを書いています。

「ママへ。僕は大嫌いになった。ママは優しい人でしょう?そんな悪い人か!そんなのママじゃない」的な…。

以前のブログにも書きましたが、気持ちを上手く言葉で表せないためか

手紙を書いてくるようになりました。

今回はかなりお怒りの手紙です。

私もきれいに書いて!と消したわけじゃないんです。

間違っていたり読めない漢字については消してるだけなんです。

 

息子は筆圧を強くして先生に褒めてもらったこともあり

全ての文字において丁寧に筆圧を強くして書かなければいけない!と入っているので手も痛くなってきて、集中も続かないため時間がすごくかかっています。

 

しかしながら、今の息子には筆圧を強くスラスラ書けるような力は持っておらず手先もまだまだ不器用な状態でかなり時間がかかってしまうので負担になっています。

なので毎日のこの宿題は息子にとってはかなり難易度が高いのかなと思いました。

 

パニックを起こした時に

私「先生に宿題を減らしてもらうこともできるけど?」

息子「絶対に嫌だ!難しかったけど頑張ってできたでしょ?」

それは嫌なんかい!と思いましたが、

普段からみんなと同じようにしなければいけない!という思いが強い息子には嫌だったようです。

本当、真面目すぎて…。極端で…。頑固で…。真ん中がない…。

 

いつも息子のことを考えて宿題もどうしたらできるのかな?と考えて

自分なりにあれこれ頑張ってきたつもりが「ママ嫌い」の連発で、

息子のパニックと奇声を見て泣いてしまいました。

その涙を見て息子はびっくりした様子で「俺が悪かった、ごめんね」

「一緒に泣かないようにしようね」といつもの息子に戻りましたが

私はなんだかずっと悲しくてこれからもっと色んな事があるのに

こんな事で弱ってしまうなんて…。

 

毎日の宿題の負担が大きいので状況報告を先生に相談しました。

先生は「私も出来るかな…と不安もありつつ、そのまま甘えて出してしまってたので、本当に申し訳ないです…。言ってくれて良かった」と言ってくれました。

改善策として下記を試してみることにしました。

  • 手先がまだ未熟なため枠を大きくしてもらう。
  • なぞる部分を増やしてもらう。
  • 自分で書く量を少し減らしてもらう。
  • 取り出しの時間に漢字カードやテストを実施してもらう。

今回で感じたことは私は息子が障害がありながらも

心のどこかで他の子と同じように学習できたらいいな…という思いが何処かにあったんだと思います。

なのでそれを子どもに求めていたのが伝わっていたのかもしれません。反省です。

でも実際には他のこと同じように進んでいく事がしんどくなってきました。

精神科の先生に言われた通りです。

「2年生からしんどくなるで、取り出しがいい。勉強しろ!なんて絶対に言ったらあかん」と。

このままの状態だと分からずどんどん進んでしまいます。

大事なのは、ゆっくりでも着実に覚えて理解していく事が大切だと思い知らされた出来事でした。

 

りん、普段学校でめちゃくちゃ頑張っているのに家で無理させてごめんよ。

ゆっくり進んで行こう!

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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