りんの自閉症の症状

成長日記

りんの自閉症の症状

自閉症の原因はまだ特定されていませんが、多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる、生まれつきの脳の機能障害が原因と考えられています。

りんは2歳半で自閉症と診断されました。

1歳くらいから続いている不思議な症状、年齢によってなくなった症状もあります。

今回は、自閉症の症状について書きたいと思います。

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りんの自閉症の症状

幼い時の症状

  • つま先歩き
  • クルクル回る
  • クレーン現象
  • 逆さバイバイ
  • 回るものが好き
  • 横目で走る
  • 読んでも振り向かない
  • 場所見知り
  • 目があわない
  • 言葉が遅い

現在(6歳)の症状

  • 首を傾げる
  • 目があわない(他人)
  • 体をクネクネさせる
  • たまにつま先歩き
  • 言葉が不明瞭

1歳半から2歳までに早期兆候がある

ほどんどの症状は1歳半から2歳までに早期兆候がみられるようです。

りんは、1歳半検診に心理士さんに相談するように指導されました。

その時の私は1ミリたりともそんな風に考えたことなかったので「失礼だな!」と怒って帰ったのを覚えています。

今思えばその指摘した方はすごく優秀な方だったんですね。

帰ってからは、自閉症の症状を検索する日々。

これは当てはまる、当てはまらないと自己診断して、しんどかった日々でした。

でも、2歳くらいになって自閉症の症状、全てというものが当てはまってきていました。

診断されるまでの流れ

1歳半と3歳のときに行われる乳幼児健康診査や就学前に行われる就学時健康診断で、発達障害や知的障害の可能性を指摘されたり、保育園・幼稚園の先生から集団行動でのトラブルや言葉の遅れなど、気になる様子を告げられたりすることがあります。

小児科や児童精神科を受診するか、地域の療育センター発達障害者支援センターなどでも相談することができます。

医療機関は数が少なく、予約を入れても診てもらえるのは数カ月先ということもあります。

不安な気持ちで何カ月も受診を待つのが辛い場合は、自治体の発達相談窓口、療育機関に連絡し、話しを聞いてもらってもいいかもしれません。

りんは、2歳で医療機関の児童精神科を受診しました。

有名な児童精神科でしたが、幸い当日初診で診てもらうことが出来ました。

何のテストもなく見た感じのみ。速攻で「自閉症です。」と言われました。

今でもその日のことを覚えています。。。

早期発見のメリット

「療育って意味があるん?何が変わった?」

と療育を受けていないママ友に聞かれることがあります。

あります!!!しかも早ければ早いほどいいです。

出来れば自我が出てくる前、物心つくまえから始められるのが理想だと思います。

 就学前の早期療育の効果

  • 子供が自分と他人を比べる前の時期であり、大人から承認を求め援助を受けやすい。
  • やるべきことを自分で判断して取り組む体験ができる。
  • 苦手や不得意な感情を大人に表出して快く手伝ってもらえた体験ができる。
  • その子にあった課題をスモールステップでチャレンジさせてもらえるため、成功経験が増え自己固定感が上がる。
  • 周囲の大人に対して、自分を理解して「困った時は助けてくれる」という安心感と期待感が育まれる。
  • 身辺自立が身につく。

早期療育を受けていない場合(就学時)

小学生になると、自分と他人を比較するようになり、他人から自分がどうみえているか気にする時期になります。自分の苦手や得意に気づき自己評価を低下させてしまったり、逆に自分で克服しようと過剰な努力をしてしまうこともあります。

そして保護者は「まだなんとかなるだろう」と将来の不安に目をつむりたくなります。「努力すれば、皆んなと同じようにできるはず」と考え、本人を精神的に追いつめてしまいます。

通常学級に在籍するほど、支援の場に繋がり続けることが難しくなります。

早期療育で、自閉症の症状は改善する

りんは、2歳半で自閉症を診断されてからすぐに療育を始めました。

毎日母子通園でした。

気合いを入れて毎日行ったものの大変で大変で。。。暴れるは噛みつくは唾を吐かれて暴れる。

何回泣いたことか。

自分の子供の現実を知り、療育なんてしんどいだけで、こちらが何を言っても子供には理解してもらえない。こんなこと言ったらダメかもしれませんが、ペットのしつけをしているようにも感じました。

でも、諦めずホント少しずつです。出来ることが増えてきました。

自分の子供の現状を認め、子供に歩み寄ることが大切でした。

健常の子であれば一回で出来ることでも、自閉症のりんは1年かかったこともあります。

だから毎日の積み重ねしかありません。

それが出来るようになると本人も自信になり自己固定感が高くなります。

やりたくないと暴れているのは、まじめな自閉症の子にとっては完璧にできないといけないと思っていて、失敗することが怖いのかもしれません。

 

幼少期は自閉傾向も強かったりんですが、療育を続けた結果、まだ話は未熟なものの、集団にも入って頑張っています。

自分は他人より出来ないことも多く、何か違うことも感じています。

でも、困った時は先生に「分からないので教えてください。」と言えるようになっています。

今のりんの姿を幼少期には想像できていません。

早期療育で、自閉症の症状は改善されます!

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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