2歳の時の自閉症の症状
りんは2歳半で自閉症と診断されました。
振り返れば2歳は1番大変だった時期かもしれません。
2歳はイヤイヤ期と言われていますが、りんはいまだにイヤイヤ期はきておらず。
今回は1番しんどく感じた、りんの2歳の時の症状について書いてみたいと思います。
2歳の時の症状
自閉症の症状は2歳までに現れることが多く、3歳までには必ず現れます。
- 視線が合いにくい
- 名前を呼ばれても反応しない
- 人よりも物に関心を示すことが多い
- 集団におけるルールが分からない
- 激しい癇癪を起こす
- 繰り返しの動き、遊びを好む
- 食べ物の好き嫌いが激しい
- ある物事への強いこだわりを持つ
- 一人遊びを好む
- 言葉は不明瞭で話せる言葉はママ、パパ、バイバイ、アンパンマン程度
- 気持ちの切り替えができない
視線が合いにくい、無反応
周囲に対しての関心や興味が非常に限定的です。
話しかけても視線が合わなかったり、呼びかけに応じなかったりすることもありました。
親とは視線が合いましたが、他人には話かけられても、いてないかのように目もあわず全く無視です。
お手伝いなどを頼んでも、会話の内容や言葉の意味をきちんと理解できていない様子でした。
ある物事への強いこだわりを持つ
分からないことや現状の変化に対して不安を感じているからこそ、現状に対して強いこだわりを見せます。
飽きることなくその場で飛び跳ね続けたり、電気のスイッチを入れたり切ったりし続けたりしました。
また永遠に砂遊びをしていました。
こうした行動は、「常同行動」です。
同じ行動を繰り返すのは、変化を嫌っているためです。
同じ行動に没頭することで安心を得ていたいという欲求の裏返しです。
逆に言えば、常同行動が頻繁になってきていれば、それは心が不安定になっていることを示しています。
気持ちの切り替えができない
2歳に入り自我が芽生えめ始めてから、遊びを終わることが出来ない、次の行動へ移せないなど気持ちの切り替えが出来ませんでした。
公園で遊び帰る時間になった時、遊びを終えて食事やお風呂に入らないといけない時などパニックを起こしていました。
これは親としては1番しんどかったことでした。
パニックになり噛み付いたりされたこともありました。
言葉の遅れ
言葉の遅れというより、意思疎通ができてなかったので話す気配がありませんでした。
1人遊びが多くコミュニケーションを取ろうとしなかったので、言葉を必要としていない感じでした。
意識を伝える指差しもありませんでした。
好きな遊び、行動
- 蛇口をひねって流れる水を見るのが好き。
- 水たまりに石を投げて、水がはねる様子を見るのが好き。
- 砂場で砂を上からから落としてサラサラ流れる様子を見るのが好き。
- 三輪車に乗りながら、後輪のタイヤを見るのが好き。
2歳までの症状
自閉症を疑った症状
1歳半の時に現れた自閉症の症状〜クレーン現象、逆さバイバイ〜
りんの自閉症の症状
2歳の時のりん
自閉傾向も強く出てきて大変でしたが、とても可愛い時期でもありました。
他人とは遊べませんでしたが、親とは遊ぶのが大好きでした。
特にスキンシップ遊びは大好きでした。
でも、自閉症なんだなと実感した歳でもありました。
私自身も診断されたばかりで、まだ受け入れられず前に進めていない時期でもありました。
でも、前を向いて療育に通い始めてから親子とも変わっていきました。
今思えば早く診断されて本当に良かったと思っています。
今は自閉症のりんが可愛くて大好きです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。