地域の小学校へ入学するまでの流れ①

成長日記

地域の小学校へ入学するまでの流れ①

りんは療育保育園から年長に地域の幼稚園へ入園しました。

地域の幼稚園に行かせたのは、その後の小学校に繋げたかったからです。地域の幼稚園に行くことによって、小学校に入学する時に、知っているお友達がいる方がりんも安心するだろうと思ったのと、幼稚園から小学校に行って交流する機会がたくさんあるからです。

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就学相談を受ける

就学相談とは

子供が小学校に入学する前に、なんらかの障害があったり、長期にわたり疾病等で入院経験があったり、また現に入院中でたとえば退院のめどがまだたっていないといったような悩みに答えるため、当該市町村の教育委員会が、相談に応じること。

多くの場合、通常の小学校に入学するか、あるいは特別支援学校に入学するかといった選択が関心の争点になることが多く、そういう場合には、知能検査・健康診断・集団行動観察という3つの検査を実施してみて、その結果を参考にしても就学先(普通の学級・特別支援学級・特別支援学校のうちどこがその児童に適しているかを相談するといった手順を踏むことが多い。

幼稚園から就学相談を希望するか尋ねられる

園長先生から「就学相談がありますが、相談されますか?」と聞かれました。りんは地域の小学校の支援学級を希望していたので、お願いしました。時期は市町村よって違いますが、りんの場合は8月くらいでした。

市町村にもよるかもしれませんが、教育委員会の方が幼稚園に様子を見にきた時に、診断されている子でも、とりあえず普通学級でいけるだろうという子は就学相談はしなくて大丈夫だと伝えられるようです。

就学相談の当日

就学相談の当日は、こちらは幼稚園の園長先生、担任の先生、りん本人、母の4人でした。教育委員会の方は3人いらっしゃいました。

まず、色々りんへ質問がありました。

名前は?」「どうやってここに来ましたか?」「誰と来ましたか?」「この先生の名前は?」など。りんは、面談の独特な雰囲気と何人かの初対面の人を前にして、おかしくなってしまい、いつも言えてる名前でさえも言えませんでした。

怖がって独り言を言って自分の世界に入っているりんに、名前さえ言えないのに、次々に質問して「言えるわけないだろ、勘弁してやってくれ」と正直思いました。

私に家での様子や、幼稚園の先生には集団生活での様子を聞き取りをされました。すごく丁寧に伝えてくれました。何か言っておきたいことありますか?と言われた時に、幼稚園の先生は、「友達が好きで、友達と関わりの中ですごく伸びる子なので、孤立させずに交流をさせてあげて下さい。」「小学校ではいじめなやシビアなことがあるので、注意してみてあげて下さい」と伝えてくれました。

お母さんは?と聞かれたので、私は「勉強のことが心配です。」と伝えたら、「勉強と言わないで下さい。学習と言ってください。」とそこから名前の言い方や捉え方の説教をされて「今、そんなこと関係ないやろ。なんで説教やねん。」と怒りが芽生えて不信感を覚えました。。。

「まずは本人と練習で小学校まで歩いてみてください。具体的に褒めてあげて下さい。」と言われましたが、そんなこともうやってるわ!と当たり前のことしか言われませんでした。もし今後りんが小学校で何か問題が出た時に、本当に力になってくれるのかな?と不安になりました。

最後に、小学校は特別支援学校、地域の小学校の普通学級、支援学級どれを希望されますか?と聞かれたので「支援学級を希望します」と伝えました。

就学相談の結果

幼稚園に通知が届きました。希望通りの支援学級がとおりました。

なかには支援学級を希望していても、面談した結果、普通学級でいけると判断された場合などは、希望が通らないこともあるようです。

りんは、面談で全くできなかったので心配はありませんでした。笑

市町村によっては、結果がとても遅く3月くらいのになるところもあるようです。

教育委員会と面談

支援学級が決まってから教育委員会の方と、もう一度面談がありました。その時に面談してくださった方は、よくこちらの話しを聞いてくださり、小学校へ行ってからの対策を考えてくれました。その時に気になる点を、紙に書いて伝えました。

りんは、療育手帳を持っているので知的の支援になるようです。6人に対して先生が1人です。6人にたった先生が1人?!心配だ。。。と思いましたが、これでも1年生は比較的、支援があついようです。

支援学級ですが、1年生の間は学校生活に慣れるためにクラスでほぼ過ごすことになり、週に2回ほど支援級にいくような感じです。

この面談の聞き取りで、どこまでの支援が必要かをメモされていて、小学校に伝える感じだったので、しっかりと伝えることが大切だと思います。

結果、小学校に入学してクラスに担任の先生が1人、支援の先生が1人です。クラスに知的に支援が必要な子が3人ほどいますが、困った時は教えてくれたり、助けてくれる状況にあります。

 

続く

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