我が子の取扱説明書サポートブックの必要性

成長日記

我が子の取扱説明書サポートブックの必要性

我が家の息子りんは小学2年生で支援学級へ通級しています。

クラス担任の先生と支援学級の先生が支援してくれています。

 

支援学級の先生は毎日接して苦労している家族ほどには細かい様子や微妙なむずかしさを知りません。

そこに家族がサポートブックを作る意味があります。

人への関わり、言葉、行動、感覚、認知の全般にわたって、反応や行動の様子を具体的に書かれたサポートブックは、専門家が作る文書よりもわかりやすく、説得力があると思っています。

 

サポートブックとは、入園/入学/進学など子供のライフステージが変わる際に、普段の様子や関わり方や知っておいて欲しい情報を、園や学校の先生と共有するためのツールです。

いわゆる我が子の取扱説明書みたいな感じです。

 

我が家は下記のように家族で作成しています。

地域の小学校では学年始まりに新担任に知ってもらうために

「気になる点」を書くところがありますが、枠が狭い!うちの子はそんな枠ではおさまらない!笑

これを作っておくとライフステージが変わる際に使うことができます。

私の親としての想いはどうしても強くなりがちなので、第三者の客観的な意見も伺えればベターかもしれません。

 

サポートブックのテンプレートをダウンロードすることもできます。

◆LITALICOジュニア

https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/supportbook/

 

サポートブックを作って良かったなと実感したのは

りんはパニックを起こすと、みんなに「大丈夫?」と駆け寄ってこられたり

抱きしめたり体に触れようとすると余計にパニックが大きくなります。

サポートブックを渡したことで

パニックを起こした時に違う部屋に移動させて落ち着かせてくれて

友達に「大丈夫だからそっとしておいてあげて」と対応してくれました。

その対応をしてくれるだけで、りんの負担はかなり減ります。

 

集会や大人数が集まるところでは感覚過敏により

寝そべったり、体がグネーンとなっていても

ふざけているんではない、「辛いんだな」と理解してもらえます。

これを伝えておかないと「ふざけるな!」と怒る先生もいます。

 

特に地域の支援学級の先生は特別支援学校の先生とは違い、福祉の資格や勉強をしているわけではないので障がいを理解してもらう事が難しいです。

親の方がよく知っています。

なので地域の学校では特にサポートブックが必要です。

 

自閉症と言っても人によって症状は様々です。

サポートブックを作ることにより、先生も全く知らないところからスタートするよりも事前に特性を知ってもらう方が動きやすく対応してもらいやすいので安心です。

知ってもらい共有することで学校生活での負担も少なくなり、先生ともコニュニケーションとりやすくなりました。

また親も成長記録として残るので、これはクリア出来た、新たな問題点など整理する事ができます。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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