学校での休み時間の過ごし方
息子のりんは自閉症です。
小学2年生の支援学級に通級しています。
学校での過ごし方で1番心配しているのが友達との関わりです。
りんにとって休み時間の学校は孤独を感じる場所ではないかと想像しているからです。
たまたま学校を通りかかった時が休み時間で、りんの様子を見る機会がありました。
友達と仲良く遊んでるのかな〜と思って見ていたら
木の葉が揺れる様子を見てニコニコしたり、葉を引っ張ってみたり。
すごく自然とたわむれていました。笑
先生の連絡帳にも「休み時間何していたの?」と聞いたら
「鳥の羽が飛んできてずっと追いかけっこしてたよ」
なんとかわいい天使のようだ…。笑
でもなんだかすごく切ない気持ち…。
りんはどちらかというと友達と関わりたい方です。
しかし、みんなより上手くコミュニケーション取れないこと自分で分かっています。
平和主義でトラブルは起こしたくないし、文句や怒られるのが嫌で友達が楽しいそうにしているところを離れたところでニコニコして見ています。
先生が「入れてほしかったら言ってみたら?」と言っても
「いいねん」と言って距離をとりながら様子を見ているようです。
友達の遊びはメンコをしたり、鬼ごっこをしたり、りんにとっては苦手で自信もないんだと思います。
そうなったのは、りんが地域に出て友達と鬼ごっこをしてタッチができず、ずっと鬼で泣いていたところ、あおられて笑われたり、嫌な経験をした事があるからです。
親としては「男なんだから負けてないで!」って言いたいところなんですが
自閉症のりんには混乱して崩れてしまって終わってしまいます。
でもそういう経験も大事です。
これからそんな経験が健常の子より多くなってくるからです。
その時にどうしたらいいのか…と自分で考えて動けるようになってくれればいいのですが
今はとりあえず友達の遊ぶのを観察して様子を見ている状態です。
でもりんは寂しそうにしている訳でもなく
楽しそうにしている姿を見て和やかな雰囲気を見るのが好きな感じです。
本当に遊びたいなと思ったら、先生に「メンコってどうやってするの?教えて。作りたい」と言えたそうで、先生と一緒に作って友達のところに「入れて」と言って遊んだと聞きました。
まず遊ぶ内容を確認して、大人に聞いてから入りたかったんですね。
でも友達たくさんと遊んでいてもいつも最終的には木とたわむれたり自然にかえるんです。笑
多分、落ち着くんだと思います。
ごちゃごちゃした人と感覚過敏。疲れてくるんですね。
学校生活の中でトラブルが続き他人に手を出したり、ストレスが溜まり支障が出たりするようになると大変です。
そこで自分の落ち着ける場所、方法を知っていて偉いなと思っています。
親の願いとしては友達と仲良く遊べるようになって欲しいと願ってしまいますが
子どもにとっては余計なお世話かもしれません。
発達障害があってもなくても1人で過ごしたい人もいます。
1人が寂しいわけではありません、気を使わず好きな時間を過ごせる方が楽しいと感じる子もいます。
「1人でいたっていいじゃん」「りんが楽しかったらいいじゃん」と思って今後も見守っていけたらなと思っています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。