苦手なことから離れる!嫌だ!と言える勇気も大切

成長日記

苦手なことから離れる!嫌だ!と言える勇気も大切

 

自閉症のりんが近所で友達と鬼ごっこをしていて、号泣して家に帰ってきました。

理由を聞くと「鬼が嫌やねん、ずっとタッチできないから」と。

一緒に遊んでいた子たちは、年上のお兄ちゃんも多く

頑張って鬼をしたけどずっとタッチできずに崩れたようです。

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過去のフラッシュバック

鬼ごっこを楽しめない理由は、過去の幼稚園の時の失敗体験からです。

自分が鬼をしていてなかなかタッチできずにいた時に

周りの友達に「ベロベロバー」とあおられたり

タッチしてもすぐにタッチをして返されたり

泣いて追っかけると笑われたり…。

必死になるから余計に面白がられるんです。

可愛そうで見てられませんでした。

その日から鬼ごっこをすると、またあの時のようになる!と

フラッシュバックが起きるようになりました。

切り替えができない

鬼ごっこが泣きたいほど嫌になったんなら

「僕、抜けたい!」「誰か鬼かわってよ!」と言えばいいんです。

遊びなんだから無理にしなくていいんです。

やはりりんは切り替えが苦手です。

 

りんは療育から下記のようなことが身についてしまっています。

・嫌なことでも1回はしてみる、参加してみる → 先生やママに褒めてもらえる

・最後まで諦めない → とても良いこと

何事も全て頑張らなければいけないと思っています。
とても良いことで大切なことなんですが、臨機応変ができません。
りんが帰ってきて言っていた言葉は
「途中で帰ってきてごめんなさい。」「明日みんなに謝る」「ジャンケンに負けたから鬼になってしまった」
誰が悪いわけでもないのに全て自分が悪いと思っているんです。
「ジャンケンに負けたから悪いねん、鬼になってしまったから」とそこもズレています。

苦手なことから離れる、嫌だと言える勇気

りんがこのままずっと全てのことにおいて、「最後まで諦めずに頑張らないといけない」と思って大人になっていった場合いつかパンクしてしまいます。

自分のキャバを超えている事は、諦めても良い、逃げてもいい。

自分の出来ることを一生懸命すれば良いと思っています。

 

鬼ごっこが嫌なら始めから苦手だと伝えたらいい。

僕は違う遊びしてるね!と言えばいい。

鬼が嫌なら誰かかわって!と助けてもらえばいい。

ただ、何も自分で考えずに途中で泣いて帰ってくるのは違うと伝えました。

りんは「ママ、そう言ってくれてありがとう。」と言いました。

 

りんが素直で真面目で、今後の心配やら愛しさやら色んな気持ちで泣きました。

私が療育をしてきて、嫌だやめたいと言えない環境にもっていってしまったのかな…とも思いました。

今後の課題

とても小さい嫌なことを我慢できなくなるのも違う気がするので、ここまでは我慢できない!というその線引きが出来たらいいのですが、自閉症でまだまだ子供ですし難しいところです。

大人の私も出来てないですもん。なんでも頑張ってしまって爆発するタイプなので…。

 

今のりんには、困った時に自分でまず「どうしたら良いか」と考えれるようになってほしいな思っています。それが正解でも不正解でもいいです。

それを繰り返しすることで、切り替えができるようになってくれたらいいなと思っています。

 

大人になっても困ったことたくさん出てきます。

私が生きてる間は助けてあげれます。

でもいなくなれば自分で考えなければいけません、その時に「教えてくれませんか?助けてくれませんか?」と言えることは、これからとても大切になってくると思います。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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