療育手帳の更新〜発達検査の結果と所見〜

成長日記

療育手帳の更新〜発達検査の結果と所見〜

自閉症の息子は軽度知的障害があり、療育手帳B2を持っています。

3歳で取得して、今回2回目の療育手帳更新に行きました。

発達検査の結果と所見について思ったことを書きたいと思います。

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発達検査の結果

今回、7歳でDQ65でした。

ちなみに過去は3歳でDQ55、5歳でDQ72。

全体的には5歳の発達年齢なので、2年半遅れになります。

 

前回の更新(DQ72)の時に、「75を超える療育手帳を返納しないといけないので、もしかするとこれ以上上がると返納してもらう可能性があります」と言われていました。

返納したら今までの支援が受けれなくなる…。返納したとことで100以上あるわけではないので、支援なしではとても厳しい…なんて色々心配しました。

その反面、障害が軽くなったと感じていいのか、少し期待してみたりしましたが。

65と下がりました…。笑

無事に療育手帳を更新することが出来ました。

 

友達の中には知的が上がって療育手帳を返納した子、けっこういて下記のようなことを悩んでいます。

  1. 今まで学校で受けれていた支援が受けれなくなったり、例えば、先生がついてくれなくなるなど。
  2. 支援が知的から情緒になるので、学習の取り出しをしてもらえなくなるなど。
  3. 手帳を持っていないと支援学校への進学は難しくなり、就職も一般就職になります。

もし息子がそうなった場合を考えると、とても厳しいです。

発達検査の所見

  1. 認知面に比べて言語面に弱さがみられ、課題の達成は3歳半から6歳半にわたり、アンバランスな能力発揮。
  2. 視覚的な構成力は優れている。描画においては、バランスが取りづらく見本を示しても、正方形を正しく描くことが難しい。
  3. 数を正しく選び出す等の量としての数の把握や5以下の加算操作はまだ難しい。
  4. 言葉の説明に置いて、助詞の使い方や誤りが年齢に比べて幼さはみられるが、伝えようとする意欲は高い。

課題の達成は3歳から6歳半とかなりのアンバランスだということが分かりました。

数に関して5以下の加算操作が難しいということですが、学校での算数問題では足したり、引いたり計算できています。

学校の宿題のように紙で出されてた計算問題や、自分で読んでの問題は理解できるが、言葉での理解や指示は分からなくなるようです。

名前や歳もいつも言えてても、初対面の人や聞き方がいつもと違ったりすると分からなくなるということは自閉症の子によくあることです。

検査結果の詳細は教えてくれない

検査では基本、親と離れて検査します。

なので子供の検査の状況はわかりません。

しかし、毎回の検査報告は療育手帳の等級と、簡単な報告のみです。

自分の子供の検査結果ですし、知る権利があると思うのですが、具体的な数値は担当者からは教えてもらえません。

 

ではなぜ詳しい数値や初見が分かるのかと言うと、「デイサービスで見せて欲しいと言われているので、検査結果を下さい」と伝えます。

そのような療育目的の場合は、後日、検査結果の詳細を送ってもらうことが出来ます。

目的がハッキリしていると教えてもらえるようです。よく分かりませんね…。

 

担当者からの聞き取りで「最後に何か困ったことがありますか?」と言われて、言ったところで何かしてくれるんですか?とひねくれた私は思ったので、適当に答えました。

ただ仕事をこなしているだけのように見えてからです。

困った時、悩んだ時に相談にのってくれくる窓口って本当にあるのかなと不安になります。

 

療育手帳を更新出来たおかげで、2年生から数学の時間は取り出ししてもらえそうです。

息子の場合は個別の方が絶対に伸びます。

次回の療育手帳の更新は3年後です。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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