どうしたら会話が続くようになるのか
りんは自閉症で言葉が未熟でコミュニケーションも苦手です。
家族との会話も、質問→答える→終わりってな感じです。
今回はどうしたら会話が続くようになるのか、精神科の担当医に聞いたことを書きたいと思います。
普段の会話は少なく続かない
学校から帰ってきて心配もあり本人から色々聞きたくなってしまいますが、会話はやはり続きません。
母「学校どうやった？」
りん「楽しかった」
母「誰と何して遊んだの？」
りん「分からない。」終了
母「給食どうやった？」
りん「おいしかった。」
母「メニュー何やった？」
りん「分からない」終了。
どうしたら会話が続くのか
精神科の担当医に「会話が続きません」と相談したことがあります。
先生にお母さんのその会話自体ダメ！と言われてしまいました。
はい！先生の辛口また出た〜！って感じです。笑
「何をしたの？」「どうたったの？」「何？」という質問は息子にはアバウト過ぎて何を話したらいいのか分からないのです。1日の中で色んなことがあり、その中から「こうだった！」と答える力が息子にはまだないんです。
ではどうしたらいいのか。それは、
- 答えを選択させる。
- 母が具体的な話をしてYESかNOで答えれるようにする。
- 単語で答えれる質問にする。
例えば…
母「学校どうやった？」
りん「楽しかった。」
母「今日遊んだのは○○君？○○君？ドッチボールしたのかな？」
りん「違うよ！○○君だよ！お絵かきしたんだよ！」
母「給食どうやった？」
りん「おいしかった。」
母「メニュー何は魚？肉？」
りん「肉だよ！フルーツも出たよ！」
こちらが答えやすいように質問すると会話が続きます。
そして、何より本人も嬉しそうです〜。
これを何回か続けていくと、何となく言われているニュアンスが分かってくるようになりました。
ゲーム（Switch）でコミュニケーションをとってみた
香川県ではゲーム規制が規制されましたね。
コンピュータゲームに対して「18歳未満の使用時間の上限は平日は1日60分、休日は90分」と設定。
1時間ですよ？！うちの息子は休みの日になると6時間くらいやっている時がありますよ…
それは置いといてというか…無視したらあかんけど無視しといて。笑
そんなゲーム大好きな息子ですが、今までゲーム中はほぼ関わっていなかったのですが、
ちょっと一緒にやってみようかな…という気になり、一緒に遊んでいたら、
本当によく話しするんです！こんなに会話力があったんだ！とビックリ。普段続かない会話が続く続く！笑
自閉症の子によくある興味のあることに関しては、すごく詳しく話しできるというとこだと思いますが。
私が倒されたり、面白いことになると、お腹を抱えながらケラケラ笑い嬉しそうでした。
やはり本人が好きなことはコミュニケーションがとりやすくなりますね。
ゲームの中でも学べることはありました。
順番を覚えたり、戦いながら助けあったり、一緒にコースを考えてみたり。
普段のゲーム中は放置しがちですが、一緒にまた参戦します。
私がゲームにハマってしまいそうです。笑
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
