小学校に入学して分かった通級と支援級の違い

成長日記

小学校に入学して分かった通級と支援級の違い

息子のりんは自閉症で支援級に所属しています。

先日、りんのお友達(自閉症と診断されている)と遊ぶ機会があり、そのお母さんと話をしていたところ同じ発達障害と診断されて通級に通っている子と、りんのように支援級に所属している子と、カリュキラムが違うことが分かりました。

その友達は

  • 同じ学校、同じ年
  • 自閉症(診断済み)、知的は境界線あたり
  • 通級
  • 入学前に就学相談を希望したが、この子ならとりあえず通級で大丈夫だろうと言われ就学相談を受けさせてもらえなかった。

 

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支援級でうけれる支援と特徴

学校によって、支援学級でうけれる支援や特徴は違います。

りんは基本みんなと同じ通級にいますが、支援学級に所属しているので下記のような支援を受けれます。

学校によっては通級と支援学級をしっかり分けているところもあったり、子どもの状態によって支援級にほぼいてるという形もあります。

【支援級のねらい】
体験を通して学習の基盤となる力を身につける。
さまざまな活動を通して、特別支援学級の友達と交流をもつ。

  1. 担任以外に支援の先生が1人いるので、子どもが分からない時や、困った時に助けてもらいやすい。
  2. 親も支援の先生に個別相談しやすい。
  3. 連絡帳に1日の流れ、子どもがどのような様子だったのか、細かく書いてくれる。
  4. 週に2回、体育館や支援学級の教室で、お友達と勉強以外の活動をする時間がある。
    (活動内容→栽培活動、制作活動、体づくり、音楽)
  5. 希望すれば、苦手な教科を取り出し(個別指導)してくれる。

発達障害の子どもが通級でうけれる支援や特徴

  1. ソーシャルスキル・トレーニング(SST)をうけることが出来る。(放課後、別の場所で)
  2. 担任の先生のみ。
  3. 連絡帳などは健常の子と同じ。親から子どもの様子を聞かない限り分かりにくい。
  4. 苦手な教科の取り出し(個別指導)はできない。

結果、通級で支援をうけれることは、ソーシャルスキル・トレーニング(SST)をうけれることでした。

ソーシャルスキル・トレーニング(SST)は専門知識のある先生なので羨ましいです。

そこで発達検査や担任と連携をとって支援計画なども立ててくれるようです。

学校側の判断基準は、療育手帳を持っているか、持っていないか。

同じ発達障害でも通級に通いながら支援をうける子もいれば、支援級に所属する子もいます。

親としては知的には問題がないが、情緒面に不安があったり多動であったりする子は、支援級を希望することもあるかもしれません。

ただ、進路を決める就学相談ではそのようなパターンの場合、親が支援級を希望していても「とりあずは通級で行ってみましょう。」と意見が通らないことが多いようです。

息子の場合は、知的な遅れもあり療育手帳も持っていて、就学相談ではグダグダですんなり支援級に入れましたが。

友達のお母さんはすごく心配されていました。

知的に遅れがないといっても、境界線なので今後学習面で差がひらいてくるだろうし、全体の支持は通らないしと。

発達障害と診断される子が多くなる一方で先生の数が減っているので、学校側もどこかで境界線をひかないと難しくなってきているのかもしれませんね。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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