順番が守れない理由と改善策

成長日記

順番が守れない理由と改善策

息子はすべり台やブランコの順番を待つ列に並ばず、空いたブランコにすぐに乗ったり、列の途中に割り込んだり、いちばん前に入ったりすることがよくありました。

その度に周りに謝って並びなおしをさせようと思うと大暴れ。

周りからは「ずるい」「自分勝手」と思われ、一緒に遊びたくないと敬遠されて、仲間外れになることもよくあります。

子どもがそうなるには何かしらの理由があります。

今回は考えられる理由と関わり方について書きたいと思います。

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順番が守れない理由

衝動性が高い
興味のあることに気持ちが行って周りがよく見えず、衝動的に一番前に割り込んでしまいます。
会話の順番も待てないこともあります。
ルールが理解できない
並ぶ順番や場所などのルールが理解ができていません。
ルールは見えないし、その場によって違うので、理解が難しいのです。
空間認識が弱い
空間認識が弱いと、順番を待っているときの人との距離を測ることが難しく、目印がないところに並ぶのに苦労します。
守らないことで得をした経験を重ねている
悪気なく、単純に早くやりたくて、列を割り込みをした結果、やりたいことが早くできたことを経験しているのかも。

衝動性が高い

順番を守る経験を重ねる
公園などでは、一緒に並んで「いちばん後ろの人のあとに並ぶんだよ」と教えます。
順番を守らなかったり、割り込んだりしたときは、その場で止めて、並び直させましょう。
子どもが泣き叫んでも、そこは揺らがず守れないと乗れないということを徹底した方がいいです。
また衝動性が高い子は、会話の順番も守れないことがあります。
親はつい子どもの話を聞いてしまいますが、あえて順番を意識されましょう。
「今は、ママが話す番だから待って」「次はあなた。はい、どうぞ」という感じでしょうか。
衝動のままの言動を意識的に制御します。

ルール理解が弱い

「順番でしょ?」ではわからないので、具体的に指示をする
順番のルールは、場所によって違います。
コンビニのレジを待つ順番は店によって違うし、公衆トイレの場所や、エレベーターの列のあけ方も地域によって違います。
ルール理解が弱い子は、周囲の状況を見て判断することが難しいので、「順番よ」「待って」だけでは分かりません。
「ブランコの列はココで、席が空いたら順番交代ね」などと、状況に合わせて具体的に伝えます。

空間認識が弱い

前の人との距離感を「小さく前にならえ」くらいと教える
目印がないところに並ぶのは難しいもの。
線を引く、コーンで目印をするなどすると分かりやすくなります。
お母さんと一緒の時、お母さんと手をつないで一緒に並んで、順番を待つことを体験しましょう。
並んでいるとき、前の子とのほどよい距離感がわからない子には、「小さく前にならえくらいは離れてね」と具体的な目安を教えます。

守らないことで得をした経験を重ねている

本人に悪気はないことを理解し「順番だよ」と繰り返し伝える
並んで待つのは苦手な子が多いもの。
悪気はないのに、つい割り込みをしてしまいます。
日常生活でも見逃さずに、並んで待っていれば必ず自分の順番になることを伝えましょう。
順番を抜かさずに待つことができたら、「よく待てたね」「順番、守れたね」と褒めてあげることが大切です。

繰り返すことで出来るようになる

順番を守るシーンってとても多いものです。

習い事(体操教室やスイミング)、友達と遊ぶとき、家族でテーマパークに出かけた時などたくさんあります。

息子のりんも、初めは順番なんて全然守ることが出来ませんでした。

その度に並べないから諦めるということも多々ありました。

しかし、日常生活の中で繰り返して経験していくことで必ず出来るようになります。

初めは泣いて大暴れするかもしれません。

親はまたか…と心が折れそうになる時がありますが、ルールはルール。

順番を守らないと遊ぶことが出来ない!ということを徹底して伝えていけたらいいですね。

最後まで読んで下さりありがとうございました。
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