自閉症の症状は改善されたのか〜小学1年生〜

成長日記

自閉症の症状は改善されたのか〜小学1年生〜

 

2歳半で自閉症と診断されてから5年たちました。

今では小学1年生になったりんですが、特別支援学級に所属しています。

自閉傾向が強く出ていた2、3歳の時に比べて、症状が全くなくなったわけではありませんが今ではかなり落ち着いたように思います。

今回は2、3歳で苦労していた自閉症の症状が、1年生になった現在では改善されたのか、その辺りを書きたいと思います。

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2、3歳に起きていた自閉症の症状

  • 言葉の遅れ
  • 他害
  • 偏食(決まったものしか食べない、食べれる物の方が少ない)
  • 場面の切り替えができない。
  • 言葉の指示が通らない。
  • 気持ちの切り替えができない。
  • 友達への興味がない。

小学1年生になって改善されたのか

言葉の遅れ

2、3歳の時は簡単な単語のみで不明瞭でした。母しか聞き取れない状態でした。

現在は言葉の不明瞭さは少し残りますが、かなり聞き取りやすくなりました。

精神科の先生に言われた通り、小学校で習ったひらがなと自分の話す言葉が一致したのが大きいのかもしれません。

例えば「れもん」を今まで「でもん」と認識していたのか聞こえていたのが分かりませんが、ひらがなを習い「れもん」だといくことに気づいた。などです。

言葉は幼稚園程度だと思います。

同い年のお友達と同じようには話できませんが、知っている言葉で伝わるように話している感じです。

他害

他害は全くなくなりました。

あの時はなんだったんだ?!って感じなほど、お友達に優しすぎるくらいです。

突然引っ張られたり手を握られたり、苦手なことは「嫌だからやめて」と言えるようになりました。

対人関係で自分が嫌な時は「嫌だ!」と言える、人を見る力がついた、先生に相談するなど見通しがたてれるようになったからだと思っています。

偏食

偏食はどうしても無理!という物(2、3個)以外は、食べれるようになりました。

学校での給食も完食です。

3歳からの毎日通園の食事療育の「嫌なものでも、一口だけ食べたら良い!それで終わり!」親は食べれるように小さく潰したり混ぜたり、どうしたら一口食べれるようになるのか考え続けて3年ほどかかりましたが、食べれるようになりました。

場面の切り替え
2、3歳の時、1番しんどくて辛かったこと、場面の切り替えができないことでした。
場面が切り替わる度に、特に自分が遊んでいて次の行動をしないといけない、遊びを終わらなければいけない時など、ごねて怒って号泣して本当に疲れる毎日でした。
しかし、今では改善されています。
学校ではみんなと同じように動きたい、遅れたくないの気持ちが芽生えたのかなと思っています。
また次の行動をして時間があれば遊べる、自由な時間もあるという見通しもたってきたのかもしれません。
言葉の指示
1対1では通ります。
しかし、今でも全体の言葉の指示は通らないことが多いです。
学校では全体の指示が通っていない場合は個別に声かけしてもらうように伝えています。
なので、担任以外の支援の先生が1人必要になります。
言葉の指示は通りませんが、みんなの様子をみて同じように動けるようになりました。
気持ちの切り替え
2、3歳の時は気持ちを切り替えできず、物を投げたり、私に噛み付いたり、立ち直る時間までかなり長くかかりました。
その頃は私も一緒に泣いていましたね。。。辛かったです。
今は気持ちが崩れることも多々ありますが、切り替え時間が早くなりました。
押し入れや倉庫に1人で隠れて落ち着くまで出てきません。私に近づいてほしくないようです。
1人で切り替える方法を見つけてから私も少し楽になりました。
友達への興味
2、3歳の時は1人遊びが多かったです。同い年の子には特に興味がないようでした。
地域に出てから友達への興味が芽生えました。遊びの幅も広くなりました。
芽生えた一方、遊びたいけど、どう話しかけたらいいのか分からない、ゲームの話ばかりするなど友達との関わりはこれからも永遠のテーマになりそうです。

最後に

2、3歳は特に自閉傾向が強く出ていたと思います。

毎日途方にくれこんなこと一生続くのかと思っていましたが、

大丈夫です!続きません!!!

自閉症の子によくある出来ていたことが出来なくなったなど行ったり来たりがよくありましたが、小学生になるとかなり落ち着きます。

しかし、行動面は落ち着きますが小学校になってからメンタル面での問題が出てきています。

そのことをまた次回に書いていきたいと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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