プログラミング教室の体験に行った
市の広報で募集をしていたプログラミング教室の体験をしてきたお話です。
定員10名の抽選で当たったので娘、息子の2人と自閉症児のお友達で参加してきました。
自閉症の息子はどうかな…難しいかな…と思いましたが、
ゲームやタブレットが好きなので、もしかしたら楽しんでくれるかな?と思いましたが、結果、やはり難しかったです。
体験時には障害があるということを伝えるのか
心配だったので私も横について様子を見たかったですが、親は違う部屋で待機と言われたので
「この子障害があるのでみんなと同じようにすることが難しい部分があるかもしれなのですが、大丈夫でしょうか?」と伺いました。
先生は「はい、大丈夫です。他にもそのような子はいましたので。」と言って下さいました。
習い物の体験の時は、親が一緒につける場合は特に障害のことを言いませんが、親と離れてとなると障害のことは伝えるようにしています。
体験とはいえど危険を伴う場合や、うるさくしていると怒られることもあるからです。
あと、子どもが気にいって入りたいと言っても障害の方はお断りと言われる可能性もあるのでその辺も確認する必要がありそうですね。
「大丈夫です」っと言ってくれたものの、心配で後ろの部屋の穴からずっと覗いていました。
他のお母さんからはかなり怪しい目で見られていたと思います。笑
プログラミングの内容
「Scratch」を使い毎回キャラクターが動くゲームを作るというものでした。
具体的にはポケットモンスターに出てくるサトシがモンスターボールを投げて、マリオがキャッチするというプログラムを作っていきました。
サトシに動きをつけたり、ボールを投げさせたり、パラパラ漫画のように作っていました。
何だか楽しそう〜って感じですよね。
ただ、りんにはかなり難しかった!!!
- マウスを使えないといけない。
- 数字を入力する。(0.05や、10を15に変更など)
- アルファベットが分かっていなければならない。(zが左、cが右など)
- 先生の言っていることを理解しないといけない。
- 画面をみて先生と同じ動きができないといけない。
家ではパソコンを触ったことがあるので、マウス操作は出来ていました。
しかし、先生のお手本画面を見て同じようにするのですが、見ていない!!笑
小数点なんて知らない!ひらがなも怪しいのにアルファベットなんてとんでもない!
りんの頭の中は????だらけだったと思います。
分からなかった時にどうするのか?
体験が始まる前に約束をしました。
他のお友達もいるので静かにお話を聞くこと、関係のない話はしないこと!
初めは守れていましたが、分からなくなってどうしよう…と思ったんでしょう。
「先生!分かりません!一緒にやって下さい!!」の連発でした。
敬語使えて偉いな!w
「分からない」としっかり言えて偉いな!w
なんて思いながら見ていましたが、連発しすぎて先生に申し訳なくて。
先生も始めの方は助けてくれていましたが、他の子ももちろん見ないといけないので、放置状態になりましたが、一緒に参加した自閉症のお友達が全て教えてくれました。
結果、「障害あっても大丈夫です!」と言ってくれたものの、やはり先生的にも厳しかったということですね。
今回学んだこと
- 1年生では少し難しい内容だった。
- 自閉症でも全体の指示が通り、テキストを見ながら同じことが出来たらプログラミングは可能。
- 何でも挑戦しよう精神も良いが、今の力でできそうな事を選択するべき。
私は自閉症だから出来ない、無理だとは思いたくなくて、子どもが嫌がらない限り「やってみないと分からない、何でも一度挑戦してみよう!」という精神でいますが、注意しないといけないのが失敗経験をしてしまうこともあるということです。
今回1年生で挑戦して、分からなかったので興味は示しませんでしたが、2年生になったらもしかしたら出来ることが増えて楽しいと感じることが出来たかもしれません。
しかし、今回で自信をなくしたことでもう一度やってみる?と聞いた時は、嫌だと言うと思います。
そうなると少しもったいない気がします。
自閉症の習い事は挑戦する時期の見極めが大切だと感じました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。