自閉症を疑った症状
りんが生まれてから、りんを見ていて「何かおかしいな?」と思ったこと多々あります。
長女の時と何か違う。母親だから分かることもありました。
今回は自閉症を疑った症状について書きたいと思います。
生まれた日から違和感があった
生まれた日からありました。
出産して、授乳の時間です。
りんは全く泣きませんでした。
長女の時は「うまく飲めない〜」「もっと飲みたい〜」「眠たい〜」と、何でそんなに泣くの?と思っていたのに、りんは母乳を飲んでる途中で離しても、寝て起こされても泣きませんでした。ベットにおろしてもそのまま寝てしまう赤ちゃんでした。
その時に心配で、看護婦さんに
「うちの子、ちゃんと泣いてますでしょうか?」と聞いたくらいです。
誰に抱っこされても泣かない、育てやすい子でした。
自閉症の症状が現れ出した時期
0歳
- 視点があってないように見えた。
- 目をあわしても、私の目の奥をみているような感じに見えた。
- 呼んでも振り向かない。
- 椅子に座らせても、抱っこしていても、上半身がダラーンと崩れていた。
- 瞬きを全くしなかった。
1歳
- 目があわない。
- クレーン現象をした。
- ドアが開いていたら必ず閉めに行く。
- 逆さバイバイだった。
- 首を傾けて歩いていることが多かった。
- 横目で走ったりしていた。
- 指先しをしなかった。
- 言葉はママ、バイバイくらいだった。
- 人見知りはしないのに、場所見知りをした。
- 手を見ながらクルクル回って遊んでいた。
ハイハイ、お座り、歩いた時期など運動機能など問題ありませんでした。
コミュニケーションは全くとれないわけではなく、よく笑いニコニコして人懐っこい子でした。
2歳半で自閉症の診断をうけた
2歳では自閉症の症状がはっきり出ていました。
療育施設に毎日母子通園で療育に通いましたが、ここらへんから自我やこだわりも出てきて地獄のような日々でした。。。
- 切り替えができない。
- 偏食がひどい。
- 椅子に座らない。
- 予定が変わると崩れる。
- 他害があった。
毎日、母子ともに戦争のような日々でしたが、5歳くらいからだんだん変わってきました。
- 崩れることがあっても、自分で切り替えできるようになった。
- 嫌いなものでも一口は食べるようになった。
- 座って先生の話を聞こうという姿勢が出てきた。
- みんなと同じようにしてみたいと思うようになった。
- 人を思いやる気持ちが出てきた。
上記のように出来ることが増えてきたので、年長から地域の幼稚園の入園を決めました。
変わったきっかけは、言葉の理解ができるようになったことが大きいです。
崩れた時や良くない行動をした時に、「こういう理由でダメです。」「相手の気持ちはこう思ってるよ」とこちらの言葉の理解ができるようになってから、何とか自分で折り合いをつけれるようになってきました。
自閉症の症状は成長に伴って改善されます!
現在1年生のりんですが、幼少期の地獄の日々に比べたら、想像できないくらい成長しています。
ただ1年生にもなると他の子との差が大きいので、幼い時のように見た目は分からないということはありません。
首を傾けて歩いたり、集団になると体がフラフラしてよく目立ちます。
独り言をいいますし、言葉は不明瞭です。
でも、誰にも迷惑をかける行動はありません!!
給食は完食、授業は姿勢は崩れているものの、立ち歩いたり授業の邪魔をすることはないです。
1番成長したのは、人を思いやる気持ちです。
お友達が困っていたら、声をかけてあげたり、困っているは1番に見つけて助けてあげているようです。
幼少期には、この子全く人の気持ちなんて考えられないんだ!と思って泣いた記憶があります。
でもそんなことないです。
関わり方が分からないだけで、とても真面目で優しい子が多いです。
辛い気持ちを知っているので、人には優しくできるはずです。
最近、スイミングのエレベーターに乗る時に、ドアが開いて乗ろうとしていましたが、私が駐車券の手続きで、もたもたしていたら、りんが他の人に「ぼくのママが乗るので、待ってください!」と大きい声で言っていました。
そんな大きい声で必死に言わなくても。。。って周りは思っているかもしれません。空気も読めていませんが、私は涙が出るほど嬉しい出来事でした。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。