【進路の選択】特別支援学校と地域の支援学級

成長日記

【進路の選択】特別支援学校と地域の支援学級

りんは現在1年生で、地域の支援学級に通っています。

去年、特別支援学校と支援学級どちらを選択するかすごく悩みました。

今回はそれぞれの良いところや、なぜ支援学級を選択したのか書きたいと思います。

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特別支援学校

特別支援学校とは?

視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱の子どもが対象で、障害のある子どもたちが学習しやすいような環境やシステムが整えられている。

一人一人の能力と可能性を最大限に伸ばし、自立し社会参加するための基盤となる生きる力を培うことをねらいとしている。

良いところ

  • 先生は、通常の教員免許に加えて特別支援学校の教員免許を持っています。様々な障害について基礎的な理解があり、また特定の障害について専門性を持った先生がいます。
  • 先生の数が多く、生徒の人数が少ない少人数教育が行われています。
  • 子どもの障害や発達の度合いに合わせたきめ細やかな指導がうけられます。
  • 保護者の同意や医療関係者による適切な管理など、一定の条件が満たされていれば、医療的ケアを受けれます。

見学に行った感想

一言で言うと何より支援が手厚い!!

  • 崩れている子がいてたら、無理に連れていかず、落ち着くまで見守っていました。
  • 他の子に忙しくて放置なんてありません。
  • 特別支援学校の教員免許を持っている先生達なので、障害の子に対する対応が凄く上手かったです。

ここに入学したら、りんはきっと楽しんで学校生活を送れるだろう。

私も安心して任せられるし不満なんてないだろうなという印象でした。

ただ、体育の授業を見学させてもらった時に、リズム遊びだったり簡単な運動遊びでした。ゆういつ、健常の子と同じくらにできるのは体育くらいかなと思っていたので、りんには少し物足りなく感じかもしれないというのは感じました。

校長先生のお話を聞きました

校長先生のお話を聞きました。

ここ数年、特別支援学校の生徒の人数がかなり増えてきているとのことです。

意外な話もされました。

「もし、特別支援学校と地域の支援学級と悩んでいる場合は、地域の支援学級に行った方がいいです。

小学校である程度、人間関係を経験した方がいいです。

もし、どうしても人間関係に無理になった場合は、こちら(特別支援学校)に来ることも出来ます。

その逆パターン(特別支援学校→地域の支援学級)はほどんどないです。」

地域の支援学級

りんの通っている小学校の支援学級の情報です。

支援学級の体制は地域によって異なります。

支援学級自体、機能していない学校もあります。

私の友達は「教室は使っていません!」と言われたらしいです。泣

支援学級とは

小学校の中で障害がある児童生徒に対し、一人ひとりにきめ細かな教育を行うために、設置された少人数の学級。

良いところ

  • 給食や昼休み、ホームルームなどは通常学級の子とコミュニケーションとれる時間がある。
  • 遅れてきた教科のみ、支援学級で個別指導をしてもらい、ついていけてる教科は通常級で同じように授業を受けることも可能。

地域の支援学級を選択した理由

決めた理由は

  1. 友達と関わるのが好き。
  2. 友達など周りの環境に影響されて伸びることが幼稚園で分かったから。
  3. 自立するために必要な最低限の学力を身につけてほしかったから。
  4. 症状としては軽度と診断されているため、特別支援学校を希望しても通らないことが多いため。

ここ数年、特別支援学校の生徒の人数が増えてきているようです。

また、障害のある子どもと障害のない子どもが共に学べる環境作り「インクルーシブ教育」が進められているためか、就学相談で特別支援学校を希望しても、その子の状態によっては通らないこともあります。

わたしの友達がそうでした。何度も「特別支援学校に行きたい」と教育委員会にかけ合ったみたいですが、通らなかったみたいです。

最後に

特別支援学校はどこも大きな違いはないように思いますが、注意して頂きたいのは、支援学級は地域によってかなりの違いがあると言うことです。

りんの支援学級のように、基本は通常学級で過ごして、遅れてきた教科のみ支援学級で指導を受ける学校もあれば、自立を目指して、お買い物に出かけたり、電車に乗ったり療育的要素が多いどちらかというと支援級が独立している学校もあります。

あくまで私が見学して感じたこと聞いたことの情報ですので参考程度にして頂ければ幸いです。

親子ともに直接、目でみて納得いくまで話を聞いて良い決断ができますように!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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