【パパ初投稿】自閉症児とEnjoy CampLife!

Enjoy Life

隙あらばキャンプに行ってやろうとしている旦那です。キャンプ好き過ぎてキャンプブログをやってます笑

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キャンプに戻ったのはりんのおかげ

私は子供の頃1度キャンプに連れて行ってもらいサバイバルナイフを買ってもらいました。それがとても記憶に残っていて若い頃からBBQなんかもよく行きました。社会人になり仕事が忙しくBBQやキャンプにあまり行かなくなってしまいました。忙しい生活の中、嫁から「りんがなんか違うと思う」と相談された時れた時「何が違うんだろ?」と思いましたが母親が心配するって事は何かあるかもと思い小児科を受診して自閉症という診断を受けました。その時は「へー、そうなんや」と思っただけですが自閉症という事でりんが将来、避難される事や心無い扱いを受ける事だけはさせない!と思い帰りの車で「大丈夫や、パパおるから」と言ったのを覚えています。今も心配はそれだけです。自閉症だからどうしよとかは今まで思った事はありません。りんはりんですから。診断を受けてからりんの事、自閉症の事を理解しようと勉強をしました。私たちが勉強をしてきた内容や体験をこのブログで記事にしています。

ある日家族で公園に行きました。車で20分くらいの所にある大きな公園です。ちょうど秋で紅葉が綺麗でした。

上の子と嫁がバドミントンで遊んでいました。りんは小さくてラケットを振ることもままならないくらいだったのでお姉ちゃんのバドミントンをみていましたが ふらーっと1人、林の中で遊びはじめました。棒を拾って折ったり葉っぱを触ってみたり。いつもニコニコしている子ですがその時もニコニコしていてとてもリラックスしているように見えたのを凄く覚えています。その時『この子自然の中にいるのが好きかもしれない』と思いました。自然が好きってより自然の中が居心地がいいと思っているんじゃないのかと思いました。

そこでりんを連れてキャンプに行こうと思ったのです。

キャンプに行けるように準備する

4歳?くらいだったりんを連れていきなりキャンプ(テント泊)に行くにはハードルが高いと思いました。

飛び越えないといけないハードルは2つ

1.環境が違う場所で寝られるのか?

テントというのは周りの環境から影響を受けやすいです。テント内も寒かったり暑かったりします。雨や風の音がダイレクトに聞こえます。問題は自然だけではありません。最近のキャンプブームで若い人たちが仲間とキャンプに来て遅くまで騒ぐ事もあります。大人ですら敏感な方はテントでは寝ずらいんじゃないでしょうか?そんな状況でりんが寝られるのか?

2.母親が居なくても平気なのか?

私は仕事柄、夜中でも呼び出しの電話がかかって来ます。そのため寝室が別になっています。4歳のりんはまだママ居ない状況で寝た事はありません。キャンプ場でママ居ないと寝れないとなったらどうしようもありません。

少しずつ超えて行けるように準備する

まずママ居ないと寝られない問題を解決しようと思いました。仕事が早く終わった日は子供達と一緒にお風呂に入り私が寝かしつけをするようにしました。子供達に「今日はパパと寝よう!」というと「えー!」と驚きながらもテンションMax。寝室に入っても「絵本読んで!」とか「あっプップしよ!」とか…これはいつ寝てくれるんだろという感じでしたが徐々に私と一緒に寝る事に慣れ1時間頑張れば寝てくれるようになりました。

次に環境を変えたら寝られるのか?という問題です。最初からテント泊は無理だと思いました。そこで次の年の春に家族でバンガローに泊まる事にしました。この選択は非常に良かったと思います。私自身がファミリーキャンプに必要な物を見極める事ができましたし、りんがキャンプを楽しいと感じてくれるのが確認出来ました。

これはりんとキャンプにいける!と確信出来たバンガロー泊でした。そこでテントを買いました。家族でも使えるテント。

スノーピークのエントリーパックTT

それから嫁に小言を言われながら少しずつキャンプグッズを揃えて行きました。

初のテント泊デビュー!りんとのキャンプLife

初のテント泊デビューは最高でした。まぁ慣れないテント設営に汗だくになったり炭の火力が足りなくてご飯に時間がかかったり色々ありましたが笑 詳細はこちらではじめてのテント泊

子供達がとても楽しそうなのが良かったです。りんは水遊びに夢中!川の水がとても冷たいのにずっと泳いでいました。最後にはガクガク震えだしたので一度サイトに戻り身体を温めに行きました。真夏のキャンプ場で震えたのもいい思い出です。

はじめてのテント泊以降は上の子が習い事で週末出かけていたりするので私が休みの時は全てりんと二人で父子キャンプ!真冬でも行きます。りんが焚き火にあたりながら「寒いなぁ、でも空がキラキラやぁ」と言ったのをよく覚えています。冬のキャンプ場の星はめちゃくちゃ綺麗です。それをみて星が綺麗だなとか、紅葉をみて木が赤いなぁ!って感じる事は外に出てないと体験出来ない事ですよね。

りんは私に似たのかどうやらキャンプが好きみたいで「今週は行くの?」と聞いてきます。「行くよ!」というと「なに持って行こうかなぁ」と言います。彼の中で遊ぶプランを一応考えてるみたいです笑

キャンプで出来る事も増えました。少しずつ出来ることを増やして今やテントやタープのペグを打ったり薪拾いをして薪割り、焚き火の管理までしてくれます。7歳でそこまで出来る子も少ないんじゃないかと思っています。キャンプの英才教育です笑

 

私がりんとキャンプに行きだして良かった事

普段は仕事で帰るのも遅くなかなかりんとの時間が持てない事が多いです。本当はもっと一緒に遊んであげたいのですが難しいのも現状です。ですがキャンプの間はりんと二人きりの時間が持てます。二人で相談してテントを立てて二人で料理して食べます。ナイフも使えるようになりました。

ご飯を食べたら二人で焚き火をして色んな話をします。そしてキャンプでお手伝い頑張った事を褒めます。キャンプでは色んな事をしないといけません。その分りんに色んな成功体験を経験させてあげられると思います。そして自然が近くにあるという事は色んな刺激があります。星や紅葉が綺麗だとか水が冷たいとか火は熱い、煙は煙い。家の中でりんが経験する事がなかったものがたくさんあります。私が与える事が出来ない刺激を自然が与えてくれます。自然だけじゃありません、私の友達と行くグループキャンプにもりんと参加します。

友達と海釣りからのキャンプです。一人の友達が釣りに飽きてローキックの蹴り方をりんに教えています笑 (なんちゅう事教えんねん…) 私の友達は雑なヤツ大雑把な人しかいないのでりんが自閉症だと告げても「へー、そうなんや、ようわからん」というだけで気を使わないので楽です。たぶん気にしてないんでしょうねぇ。りんもゲラゲラ笑って一緒に遊んでいます。そんな事もりんにとっては刺激の1つになるんじゃないかと思っています。

りんとキャンプに行きだして彼は楽しんでやる事に対しては凄く集中して出来るようになると思いました。私はこれからもりんとキャンプに行き色んな体験をして楽しんでやろうと思っています。

皆さんもキャンプいいなと思ったら家族で一度デイキャンプにでも出かけてみてはいかがでしょうか?

 

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