地域の幼稚園に行って良かったこと、しんどかったこと

成長日記

地域の幼稚園に行って良かったこと、しんどかったこと

りんは年長の歳から毎日母子通園の療育施設から、地域の幼稚園に入園しました。

今回は地域の幼稚園に出て良かったこと、しんどかったことを書きたいと思います。

スポンサーリンク

良かったこと

言葉が増えた

入園時には二語分程度しか話できませんでしたが、簡単な文章で話ができるようになりました。

会話を教えることは難しいので、自閉症の子は会話を目で見て覚えます。

その会話のパターンが多いのが、地域の幼稚園です。

 

体幹が強くなった

療育施設では、みんなが参加できそうな真ん中をとったレベルの運動遊びが多かったです。

時間も短時間でした。

地域の幼稚園では、ほぼ外遊びです。

体操教室の時間もあり、毎日自然に体力がつき体幹が強くなります。

 

遊びの幅が広がった

療育施設では、設定保育で今日はこれをします、という内容が決まっています。

地域の幼稚園では、自分たちで遊びを考えて(例えばダンボールを使って、制作したり電車にしてみたり)色々な遊びする時間が多いです。

りんはこの遊びを考えたり自由の時間が苦手でした。

しかし、お友達に入れてもらったり、真似できるようになっていました。

 

人との関わりが上手になった

療育施設と違って、母もいないし先生の数も少なくなります。

初めは不安でどうしたらいいのか分からず、泣いていることも多かったです。

でも、困った時は先生に「助けて」と言えるようになり、お友達にも遊びの中で「入れて〜」と言えるようになりました。

色んなタイプのお友達がいるので、混乱する部分もありましたが、良い経験になりました。

 

小学校に繋がりやすい

療育施設から支援学校を考えている場合は問題ありませんが、地域の小学校を考えている場合は、地域の幼稚園に通っている方が繋がりやすいです。

幼稚園を通じて、就学相談の面談や、支援学級の見学の連絡がきます。

教育委員会の方とも話す機会もありました。

療育施設では、個人で小学校に事情を連絡して、見学させてほしいなど連絡をする必要があります。

何より自閉症の子は知っているお友達が一緒に小学校に行くことは大きいです。

 

しんどかったこと

全体の指示が通らないのでしんどかった

りんは、全体の指示が通らなかったので、個別に声かけしてもらう必要がありました。

耳からは入らないので、みんなの動きをみて同じように一緒に動いていました。

 

人数が多いので感覚的に辛かった

お誕生日会やイベントなどは、人が多くてしんどそうでした。

耳をふさいだり、机の下に隠れたりしていることが多かったです。

 

友達との関わりが分からないので心配

療育施設では友達のとのやりとりの中で、こういう時はこう言うんだよと声かけが出来ましたが、地域の幼稚園では先生にお任せするしかありません。

また周りのお友達からどのように接してもらっているのかを、先生からの報告だけなので不安でした。

園庭開放で友達との様子を見た時。

こんなこと言われてるの?年下に叩かれるの?など、ショックを受けたことがあります。

 

ママ友付き合い

これは100%療育施設の方がいいです!

それなりに付き合っていましたが、本音はどう思われているんだろう?と思っていましたし、障害に対して色んな考えの親がいます。

実際には、障害の子がクラスにいると、「先生がその子ばかりに時間がとられてる」と何人かのお母さんが愚痴っていたのを聞いたことがあります。

 

最後に

地域の幼稚園に出て良いところ、しんどかったところ、同じくらいありました。

結果、りんは地域の幼稚園に出て良かったと思っています。

しっかり、療育で訓練して年長で入って良かった。

年中ではとても入れる状態ではなかった。

今、ちょうど進路で悩まれる時期だと思いますが、どの進路が正解とかはないと思っています。

子供の背丈にあわせて「親が今はこれだ!」と思うことが正解だと思っています。

参考になれば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

タイトルとURLをコピーしました