療育施設に通って良かったこと

成長日記

りんと4年間、療育施設に通って良かったこと

スポンサーリンク

毎日母子通園の療育

りんが2歳半に自閉症の診断が出て、途方に迷い将来を悲観していた時に出会ったのが、通っていた療育施設でした。

3歳から毎日母子通園で通い、毎日が本当にりんと向き合う大変な日々でした。初めは集団に馴染めず、気にいらないことがあれば私にツバを吐き、噛み付いてくる時もあり、心が折れそうになり帰りの車の中で、泣く日もありました。

でも私の中では頼るところはそこしかなく、りんを「障害ではなく個性が強い子だなーと思うくらい伸ばしてあげたい」と思い、その時の私は自分の思いだけでりんの気持なんて考えられず、まるでりんをロボットのように動かしていたような気がします。。。

でも、そんな考え方では全く上手くいかず、毎日怒ってばかりで、今覚えばその時の私はりんの障害を受け入れられてなかったんだろうなと思います。

上手くいかない日々が続き、パパに相談した時に「りんも怒られて失敗してばかりだと行きたくもないし楽しいなんて感じられないから、今日行っていいことがあった、楽しかったと思わしてあげることが大事なんじゃない?」と言われて、「そっか。私が必死になってるだけで、りんが何に困っているのか、どういう気持ちなのかとか全然考えられてなかった」と気づきました。ホント、私って言われないと気づかないなんて。。。汗

そこから、先生の力もかりて見方をかえるように、どんな小さいことでもいいので、「今日はこれが少しできた!」とこちらの手助けや工夫で成功経験で終わらせてあげよう。と心がけてから、りんは毎日通うことが楽しくなり、何よりりんと私の関係性がかわってきました。

りんが成長できたところ

  • 身辺自立が出来るようになった。

毎日、同じ時間、タイミングで行えるので定着しやすかった。

  • 対人関係が伸びた

先生、他のお母さん、お友達と毎日関わることで、お友達との遊びを通じて周りの方が「こうやって声かけてみようか。」など具体的に教えてもらえたり、お友達はどんな気持だったかなーと考える機会をたくさんもらえた。

  • 自信がもてるようになった

地域で同い年の子と同じことをして差を感じることも、療育ではりんにあわせた課題で成長させてくれるので、出来た!が増えて自信もてるようなりました。

  • 思いやりの気持ちが持てるようなった

りんを否定する人は誰もいなくて、いつも力なってくれる人が集まっていたので、りんも穏やかに優しい気持ちをもてるようなりました。1年生になった今もずっと優しいです。全体の空気は読めませが、1対1の対人は読めています。

母が成長できたところ

  • 愛着形成ができた

愛着の対象者の感情や行動から、自分の行動をコントロールして相手との関係を調整できるようになりました。私はこれが1番大事かなと思っています。

  • りんが集団の中で何が困っているか、何が苦手なのか具体的に分かった。

具体的に分かることで、りんが今どの段階いるかが分かり、課題が見つかりやすく、対応しやすかった。

  • りんが大好きになった

自分の子供なら当たり前のことですが、障害を持っているりんを好きになりました。

  • 他のお母さんと友達なれた

これは私の中で1番嬉しかったことで♫支えになり、励みになりました。集まって自分の子の暗い話ばかりしてるわけではありません。どちらかいうと、楽しい話が多かったです。「今度一緒にここ遊びに行こう!」や、旦那の愚痴なんて日常です。笑

4年たった今もランチに行ったり、情報交換したり、多分ずっと友達です。

 

続く

タイトルとURLをコピーしました