お着替えができるようになる方法

成長日記

お着替えができるようになる方法

お着替えは自閉症の子にとっては色んな要素が含まれていて難しいものです。

感覚過敏、見通しが立たない、手先が不器用など色んな原因が考えられます。

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お着替えができない

療育施設の保育園では着替えの練習ため、登園後、着替えることになっていました。

その時のりんはお着替えどころか他ところへウロウロ、着替えよう!と言っても全く指示が入りません。始まる時間になって、私が仕方なく手伝っていました。

毎日のことだったので、やる気がない、ふざけていると思ってイライラしていました。。。

考えられる原因

りんの場合は、下記の原因が考えられました。

  • 今やっていること、今からすることへの時間切り替えが出来ないから。
  • 周囲のざわつき音や雰囲気が苦手で、感覚混乱したり思考が止まってしまうから。
  • 感覚の過敏により、衣類の感触が変わるの苦手だから。
  • 前後、裏表が分からず、自信がなく不安だから。

対処法

  • 事前に着替えすること伝える。絵カードなどで知らせるのもOK。
  • 別室での着替えや、周りの情報が入りにく場所、例えば部屋の死角になる場所で壁の方向いて着替える。
  • 椅子に座り、お母さんと向かいあって着替える。
  • 安心できるお気に入りの素材を準備する。何着か用意して、どれがいいか聞いてあげてもいいかもしれません。
  • 前後の分かりやすい服(前には柄は入っているなど)、裏表が分かるように表にボタンつけるなど工夫をする。

りんはこの4つを毎日取り組みましたが、上手くいかない日もあり、強い口調で怒ったこともありました。

しかし、りんが今何を困っているかを考えて、スモールステップで成功体験で終われるように意識しました。

そうしたら、半年くらいで自分で着替えれるようになりました。

早く着替えると、その後に他の遊びがたくさんできることも分かったようです。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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